キャラクター辞典2
まだまだ出てきますよ。登場してくる本の番号をうっています。
(1)赤毛のアン Anne of Greengables
(2)アンの青春 ANne of Avonlea
(3)アンの愛情 Anne of the Island
(4)アンの幸福 Anne of Windy Poplars
(5)アンの夢の家 Anne's House of Dreams
(6)炉端荘のアン Anne of Ingleside
(7)虹の谷のアン Rainbow Valley
(8)アンの娘リラ Rilla of Ingleside
(9)アンの友達 Chronicles of Avonlea
(10)アンをめぐる人々 Further Chronicles of Avonlea
ハ行
ジャドソン・パーカー Judson Parker (2) 街道沿いの自分の農場の塀を製薬会社の広告に貸し出すことに決めてアン達生活改善委員をパニックに陥れた。でも政治家から賄賂を受け取っているところを偶然通りかかったアンに目撃されて口封じのために貸し出しを中止した。
バーリー夫人 Mrs. Barry(1) ダイアナのお母さん。結構教育ママで、ダイアナの友達選びにうるさい。アンがダイアナをお茶に招待して酔っぱらわせた時、聞く耳もたずの態度を示したヒステリックな面あり。
ミニー・メイ・バーリー Minnie May Barry (1)(2) ダイアナの妹。アンとダイアナの交友を復活させるきっかけになった気管支炎を患う。ドラとは友達らしい。変な顔といわれて泣いたことも。
ジョセフィン・バーリー Josephine Barry (1)~(3)ダイアナの父の叔母にあたる人。シャーロットタウンに『ぶなの木屋敷』という豪華な屋敷をもっている。ダイアナの家に泊まりに来て、客室で寝ていると、アンとダイアナに上から飛びかかられた。高齢だそうだがよくショック死しなかったものである。いかめしいが、アンのことをとても気に入り、死後アンに遺言で1000ドル残したのだった。
ハモンドのおばさん Mrs. Hammond
アンの子供の頃の養母。子供が8人(ふたごが3組)いて、アンを子守りとして引き取る。夫の死後、農園を売り渡してアメリカへ引っ越す。
ジョシー・パイ Josie Pye (1)~(3)(5) 『イヤな女』の決定版みたいなお人。キャンディ・キャンディのイライザといい勝負なのだ。口を開けば憎まれ口しか出てこないらしいので、アヴォンリー小学校時代のクラスの人望はなかったようだ。しかし板塀の上をあるくのがかなり上手。バランス感覚がとってもいいのだろう。この板塀の上をアンに歩かせて骨折させた命令ごっこのエピソードがかなり有名。電話がアヴォンリーについた時には盗聴するなど、いい大人になってもロクなことをしていない。しかし、一応アンの結成した『アヴォンリー改善委員会』にも入ったりしていた。
ガーティ・パイ Gertie Pye (2) ジョシーの妹。ジュリー・ベルと友達らしいが陰口をたたいたりしている。
アンソニー・パイ Anthony Pye(2) 孤児になり叔母にひきとられる。ひねくれていてアンも手を焼いていたが、アンにムチで叩かれてから、アンのことを崇拝しはじめる。Mでしょうか?
ジョシュア・パイ Joshua Pye (2) 公会堂をすごい青で塗って村中のヒンシュクをかった人。
パイ家 The Pyes アヴォンリーにパイ一族は4家族いるらしい。
J.A. ハリソン J.A. Harrison (2)(3)(5) 『アンの青春』で、クスバート家のとなりにこしてきた男。妻に逃げられた過去を持つ。口の悪いおうむのジンジャーと二人暮し。アンが彼のジャージー牛を知らずに売ってしまったのだが、それがきっかけでアンと仲良しになる。ハゲを気にしているらしい。
フイリップス先生 Mr. Phillips (1) アヴォンリーの学校で先生をしていた。ヤル気があまりなくプリシーにナンパしまくりで毎晩彼女の家にかよったり、授業中にイチャイチャしたりとってもアブない奴なのだ。アンによるとプリシーのお父さんと同じ政党(グリット党)の支持者らしい。なんかいきなりいなくなるんだけどクビになったのかな?それともプリシーを追っ掛けてシャーロットタウンへ行ったのか?
ジョイス・ブライス Joyce Blythe アンとギルの第一子。生まれて間もなく亡くなる。
デヴィッド・ブライス先生 Dr. David Blythe (5) フォア・ウィンズで医師をしている、ギルバートの伯父。レスリーの夫(実は夫のいとこ)の記憶が戻らなかったのはこの人の誤診のせいだった。
コーネリア・ブライアント Cornelia Bryant(5)アンの夢の家の近所のオールドミス。男嫌いで有名。辛口でビシバシものをいうおばちゃんだが、とても優しく、貧しい子供達や家族のために服を仕立てたり、食べ物を作ったりしているのだ。暮らしぶりをみると、ちょっとした小金持らしい。マーシャル・エリオットが髪とヒゲを切った時に、彼と結婚した。
ロレタ・ブラッドレー Lauretta Bradley(1) アンがアラン牧師夫人にお茶によばれて行った時に
ホワイトサンドから来ていた少女。アンの腹心の友ではないらしい。
ウィリアム・ブレア William Blair (1)マシュウのいきつけの店のおじさん。娘が二人いて、たまに客の応対をしているので、マシュウはこの二人がいる時は買い物を避けていた。なので、ローソンの店で買い物をしようとして、ローソンの姪が店番をしていて、ワケわかんないものを買ってしまったエピソードは有名。
ダニエル・ブレア Daniel Blair (2) アヴォンリーでも有名な恐妻家。アンとダイアナが公会堂の改善の募金に回っていたときに彼の家を訪れ、台所を走り回っていた彼を手伝ってレイヤーケーキを作る。
サイモン・フレッチャー Simon Fletcher アンとダイアナが寄付金集めにいったとき、まるわかりの居留守を使った。デイビーの友達のミルティは彼の家の屋根裏が天国だと勘違いしているのだ。
ジュリア・ベル Julia Bell (1)(2) アンのアヴォンリー学校からの友人のひとり。改善委員会に参加する。
ベル一族 The Bells ベル一族の子供達がアンのクラスに沢山いる。メアリー、アネッタ、サリー、ハナ、ローズ、イライザ等。 その他、ローレンス・ベルという人物も。ジャスパー・ベル夫人はマリラのお茶に呼ばれてきていた。この家は失敗しないので有名らしい。グリーンゲイブルスの隣家はロバート・ベル氏の農場だった。
ペンデクスター夫人 Mrs. Pendexter モーガン夫人の友人でニューヨークの百万長者の妻。アンがとんでもない格好で羽布団を入れ替えているときに訪問。威厳のある上品な顔と黒いまつげのあるすみれ色の目をみたアンがモーガン夫人と勘違いした。
ミルティー・ボールター Milty Boulter デイビーの親友。どうも思い込みが激しいらしくデイビーにいろんな間違った情報を教えたりする。彼の母は超ケチらしい。
ボールター一族 The Boulters レイヴィー(Levi)ボールター氏の廃屋は大嵐でカミナリが落ちて全焼する。 ティリー(Tilly)とキティー (Kitty)ボールター(1)はアンが初めてアヴォンリーの学校に来たときにアンに優しくしている。サム(Sam)(1)はフィリップス先生に口答えしてムチでたたかれたりしている。
ホワイト一族 The Whites セオドア (Theodore) ホワイト夫人(2)は潔癖症でいつも掃除をしている。アンとダイアナが寄付金集めに来たとき、新聞紙を敷いてその上を歩かせたり。 ロレンゾ ホワイト氏(2)は女の子が7人続いたあと男の子が生まれ歓喜していた。 エム ホワイト(1) はチャーリースローンと噂になって怒っていた。ロレッタ ホワイト(2)はデイビーに背中に毛虫をいれられ、教会で大声をあげる。
マ行
マーガレット Margaret (5) ジム船長の昔の恋人。小舟で昼寝をしている内に沖に流されて死亡。ジム船長は生涯彼女のことが忘れられず、独身を通した。
マーティン Martin(1) クスバート家の使用人。何故かよく叔母の葬式にでていてマリラを怒らせていた。葬式系のいいわけは古今東西共通なのか?
メアリー・ジョー Mary Joe (1) (2) バーリー家の女中でフランス人らしい。ミニーメイが気管支炎になった時オロオロしていた。その後アーヴィングのおばあさんの家に雇われたみたいだ。ポールの事を変わった子だと思っている。
ステラ・メイナード Stella Maynard (1)~(5) クイーンズ学園で知り合ったアンの親友。卒業後、片田舎で教師をしていたが、レドモンドへ入学してくる。アン、フィル、プリス、ステラの4人でパティの家に同居。卒業後、バンクーバーで教鞭をとる。
ムーディ・スパージョン マクファーソン Moody Spurgeon Mc Pherson
アヴォンリー時代のアンの同級生。母親が彼を牧師にしたかったためにこんな名前になった。顔がまんまるらしい。
マクファーソン一族 The Mc Phersons
ミュレー家 The Murrays(1) ダイアナの従姉妹達。バーリー夫人方の家族でしょうか?
ジョージ・ムーア George Moore (5) ディック・ムーアのいとこ。両親とも双子同志の結婚だったので、ディックとそっくりなのだ。南米でディックの死をしらせようとしてるところを事故にあい、記憶を失っているところをジム船長に発見されディックと間違われる。以来、12年間、レスリーの世話になる。
ディック・ムーア Dick Moore (5) レスリーの夫。レスリーの母親の借金のカタにレスリーを妻にする。ハンサムだが、かなり身勝手でずる賢い男だったらしい。船乗りだったので、南米へ航海へ出かけた時、熱病にかかって死亡。英語でディックというとスラングで男性のその部分という意味と「イヤな奴」といった意味がある。いい得て妙である。
レスリー・ムーア(後にフォード)Leslie Moore (Ford) (5) アンの夢の家の隣人。超美人。その美しさゆえ、不幸な結婚をし、事故で『子供のようになってしまった』夫の世話をしている。だがその夫は実は本人ではなかったことが発覚。その後、オーウェン・フォードと結婚して2児の母となる。
シャーロット・E・モーガン夫人 Mrs. Morgan (2) アンの大好きな小説『エッジウッドのころ』や『ばらの園』の作者でプリシラの叔母。彼女の小説の主人公はりっぱに困難を乗り越えるらしい。今でいうとジャンルはヤングアダルト小説か。アンは彼女の風貌にがっかりするが話題の豊富さや人柄に感動する。
ヤ〜ン行
フレッド・ライト Fred Wright ダイアナの夫。ライト農場の若だんな。太っていて、目がギョロギョロしているらしい。チャーリ・スローンとどう違うのだろうか?
パーシス・リー Persis Leigh(5) 夢の家の3人目の花嫁。ジム船長の幼い頃の学校の先生の花嫁だった。オーウェン・フォードのおばあさんにあたる。
ラベンダー・ルイス Lavender Louis (2) 山彦荘に住む未婚の婦人。小柄で愛らしく、性格も少女のように、お茶会ごっことかを女中のシャーロット4世と開いたりする。その昔、ステフェン・アーヴィングと恋人同志だったが、ささいなことで別れる。アンが恋のキューピッドとなり、見事中年の愛をまっとうさせてステフェンと結婚する。
キャラクターの表紙にもどる
1へもどる
ツッコミ研究会へもどる
そらをとぶぶたへもどる