キャラクター辞典1
アンの友人、知人こんな人いたっけ?っていうのもあるかもしれません。でもそれも一興。登場してくる本の番号をうっています。
(1)赤毛のアン Anne of Greengables
(2)アンの青春 ANne of Avonlea
(3)アンの愛情 Anne of the Island
(4)アンの幸福 Anne of Windy Poplars
(5)アンの夢の家 Anne's House of Dreams
(6)炉端荘のアン Anne of Ingleside
(7)虹の谷のアン Rainbow Valley
(8)アンの娘リラ Rilla of Ingleside
(9)アンの友達 Chronicles of Avonlea
(10)アンをめぐる人々 Further Chronicles of Avonlea
ア行
ジェーン・アンドリュース Jane Andrews (All) アンの小学校時代からの友達。ポッチャリして金髪らしい。クイーンズ学院を卒業した後にニューブリッジで先生になる。アンと体罰について議論したことも。兄のビリーからアンに結婚を申し込んでくれと頼まれたがアンに断わられてムッとしたことも。最後はかなり年上の大金持ちと結婚して玉のこしにのる。
ビリー・アンドリュース Billy Andrews (1) (3) あまり頭のよさそうでないジェーンの兄。どうもかなり前からアンに好意をいだいていたらしい。妹を通してアンにプロポーズしたがふられる。でもネティ ブリュエットもかなり好きなので彼女と結婚したらしい。朴訥そうにみえて意外と女たらし?
プリシー・アンドリュース Prissy Andrews (1) アンが初めて学校に行った時にアンの関心にとまったらしい。当時16歳でかなりの美人らしく、フイリップス先生のお気に入り。クイーン学院にはいれたんでしょうか?
アンドリュース一族 The Andrews アンの生徒でモーリー・アンドリュースという子がいる。
ハーモン・アンドリュース Harmon Andrews (2) ジェーンの父。頑固らしく妻も夫の操縦法が分らないらしい。改善委員会のミーティングを家で開いたりして若い人への理解をしめしたり、嵐の前に子供達を馬車で避難させたりと面倒見もいい。アンに子供をもっとムチで打てと言ったりもする。ハリソン氏と友達でチェスをしたりする。娘のグレイシーはポール・アーヴィングから花などプレゼントをもらったりするモテモテぶり。その下のラルフ(5)は17歳のドラの崇拝者になる。
アンドリュース家の娘たち The Andrews Girls(2)
オールドミスの二人姉妹。キャサリン(Catherine)とイライザ(Eliza)がいる。性格は対照的でイライザは悲観的、キャサリンは楽観的なのだ。
アラン牧師夫妻 Mr. & Mrs. Alan (1) (2)(3)(5) アンの少女時代にアヴォンリーの赴任してくる。アンの痛み止め薬いりレイヤーケーキを食べて以来、アラン牧師夫人はアンの心の友となり、いいアドバイスをしてくれる。アンとギルを結婚させてくれたのもアラン牧師なのだ。
エイブおじさん(2) Mr. Abe アヴォンリーの自称預言者。天気予報をよくするけど、全くあたらないので有名。でも一度だけ大嵐を予測した。
マーシャル・エリオット Marshall Elliot (5) フォア・ウェインズの住人。熱心な自由党院で、ある年の選挙の時『自由党が勝つまで髪もひげも切らない』と宣言し、15年間伸ばし続けてZZ TOPのような風貌になる。選挙で自由党が勝ったので髪とヒゲを切り、ミス・コーネリアと結婚した。
カ行
ジョン・ヘンリー・カーター John Henry Carter (2) ハリソン氏の使用人。ハリソン氏についての噂をひろめた人。
ロイ・ガードナー Roy Gardner (3) レドモンド大学で、アンが劇的な出会いをした美男子。しかも由緒ある家のおぼっちゃまなのだ。ロマンチックだが、人間味は面白くない。おぼっちゃまにありがちな性格なのだ。最後にはアンにフられる。中年になってからはデップリと太ってしまい、アンは心底から『コイツと結婚しなくてよかった』と思うのだった。女って残酷。
カーモディの医者(1) ミニー・メイが気管支炎になった時にマシューがカーモディからつれてきた医者。彼がバーリー夫人にアンの功績を誉めたたえて、ふたたびダイアナとつきあうことができたのだ。クイーン学園にはいる前にはアンの健康のことでマリラに助言。
デイビー・キース Davy Keith (2)-(6) グリーンゲイブルスにひきとられた双児の男の子の方。小さいころはかなりののいたずらっ子でアンを泣かせたことも。好奇心旺盛で恐いもの知らずで、アンもマリラも彼の方がドラより楽しいと思っている。成長してミリーというお嫁さんをもらい、グリーンゲイブルスと農場の後を継ぐことになる。
ドラ・キース Dora Keith (2)-(6) 双児の女の子の方。デイビーとは性格も見かけも正反対。とても大人しく誠実忠実な手のかからない女の子。小さい頃はデイビーのいたずらの被害にあったりした。慎重な性格らしく、ギルバートに『次がこないとこまるから、最初の崇拝者と結婚するだろう』といわれている。きっと着実に貯金するタイプだろう。
メアリー・キース Mary Keith (2) 双児の母親。彼女の夫がマリラのまたまた従姉妹らしい。病弱で双児をのこして息をひきとる。
リチャード・キース Richard Keith (2) デイビーとドラの叔父。メアリーの兄。ブリティッシュ・コロンビアに住んでいた。双児を引き取るつもりが病死。双児に2000ドルを残す。
ルビー・ギリス Ruby Gillis(1)~(3) アンの幼馴染み。クイーズにも一緒に入った。金髪でポッチャリしていて艶っぽいらしい。ヒステリーの傾向あり。ギルバートに手紙を出したりしてモーションをかける。11才にして 『15になったら愛人を沢山つくる』と公言。そして実際に沢山つくったようである。アンシリーズの中でもフィルにまけないくらいもてている。でも17歳位で肺結核で死んでしまうのだ。
ギリス一族 The Gillis (ALL)ルビーには大きなお姉さんが沢山いるのだそうだ。セーラ(1)もそのひとりかもしれない。リンド夫人によるとギリス家の娘は飛ぶように売れるのだそうだ。いつの時代も金髪グラマーは人気があるのかも。アンの生徒にジャックという子がいる。
エラ・キンボル Ella Kimball (2)ダイアナの知り合い。彼女の家にお茶によばれにいこうとしたアンとダイアナは道に迷ってミス・ラベンダーの家に辿り着く。
プリシラ・グラント Priscilla Grant(1)~(5) アンのクイーンズ時代からの友人。フィリッパと二人で『手におえないふたりのP "The abandoned P's"』とアンに呼ばれていたのでかなりの冗談好きらしい。宣教師と結婚して日本にいってしまう。1890年代ごろでしょう。日本は明治時代で第一次産業革命の頃でした。
フイリッパ・ゴードン Philippa Gordon(3)(5) アンの大学時代からの友人。ボーリンググローブでも有名な資産家の娘でで派手な社交家。彼女のおかげでアン達の大学生活はかなり楽しくなったらしい。ギルバートに片思いしていたこともあったが、アレックとアロンゾの二またをかけた挙げ句、貧乏な牧師のジョナスと結婚する。ジェムシーナおばさんにはキ*ガイ扱いされていたらしい。『お金持ちだった時とおなじく、朗らかに貧乏になってみせるから見ていてちょうだい。』という勇儀よさが個人的に好きです。猫をクロロホルムで殺すのが彼女の数少ない有益な特技のひとつらしいので意外と残酷な面も。
ティモシー・コットン Timothy Cotton (2) 『病気でない時は盗みを働いている』と言われている。リンド叔母さんからバターを盗んだことあり。肺病を10年も患っている。妻は有名な怠け者らしい。アリス・ルイーズという人が彼の家にいるらしいが、関係は分らない。アンの生徒にコットン家の子供が三人いる。そのうちの一人ミラベル(Mirabel)という子供はドラにコットン家の幽霊の話をきかせてこわがらせる。
コップ姉妹(2) モーガン夫人を招待したアンがジョセフィン・バーリー叔母さんの皿を使ったのだが、デイビーに割られてしまった。同じ皿をコップ姉妹が所有しているというのでアンはダイアナとと訪ねていくのだがあいにく留守。アンは食料倉庫の中を覗こうとして鶏小屋の屋根をブチやぶってしまう。
サ行
ジェムシーナおばさん Jamesena ステラの親戚のおばさんらしい。パティの家の家政婦さんをしてくれていた。
シーラー親子 The Shearers(2) 牛のドリーがハリソンさんの畑にはいっていると思い込んだアンがハリソンさんの牛を間違えて売ってしまった時に買った人たち。アンとダイアナがスカートをまくりあげながら牛を追っ掛けている所を笑って見ていたらしい。あの時代、女性が脚を見せることはなかったので『ねーちゃん、ええながめやの〜』って感じだろうか。
バーバラ・ショー Barbara Shaw (2) アンの生徒の一人。かなりのドジらしく、物をおとしたりこぼしたりつまづいたりしたいる。
ミュリエル ステイシイ先生 Ms. Muriel Stacy (1)(2) フィリップス先生の後任の先生。新しい考えの教育をとりいれる。アンを励まし、マリラとマシュウを説得してアンのクイーンズ学院進学のサポートする。
クリスチン・スチュアート Christine Stuart (3) (6)ギルのレドモンド時代の友達・・・というかアンにふられてヤケクソになってつきあってた女といおうか。アンの理想とする容姿(黒髪にすみれ色の目)をもつ。15年後、3人は再会するが、クリスチンはギルに未練タラタラで、アンに嫌味をいいまくる。犬の鑑定家をしているらしい。
チャリー スローン Charlie Sloan (1)~(3) 彼もかなり前からアンのことが好きだったらしい。小太りで目が飛び出ていて、女にモテるタイプでないらしく、プリシラやフィルにまでバカにされている。アンに求婚するが拒絶されるが、小柄の金髪の女の子と結婚する。
スローン一族 The Sloans リンド夫人によるとスローン一族はどんなにがんばってもスローンでしかないそうだ。『アンをめぐる人々』にでてくるスローン父さんと母さんはいい人みたいだけど。スローンの名を持つ人物は、ソフィア(1)、キャリー(1)、アーティ(2)、ベンジー(2)、ミリアン(2)、ジョサイア(2)、クリフトン(2)、オリヴァー(2)などがいる。ハイラム・スローンのおばあさん(2)はくるみ菓子を子供達に売って、子供達がお菓子を学校に持ってくるのでアンを悩ませていた。チェスター・スローン(2)はデイビーの友達で、将来大学にいって牧師になるらしい。
スペンサー夫人 Mrs. Spencer
この物語りが始まった張本人。彼女が女の子でなく男の子をクスバート家に届けていたら、アンの物語りはなかったのだ。
タ行
ドネール家 The Donnells (2) ドネール (Donnell)夫人はドネールのネにアクセントをつけて発音するようにとアンにわざわざいいに来た。クラリス アルミラ(Clarice Almira)とセントクレア 9St. Clair)はアンの教え子。セントクレアは名前を嫌っていて、どうしてもジェイコブ (Jacob)と呼んでほしいらしい。彼は将来大工になった。
ドリーDolly (2) アンの雌牛。ジャージー種。ハリソンさんの畑に入ってると思ったアンが彼女をシーラ親子に売ったつもりがハリソンさんの牛を売ってしまった。そういえば世界初のクローン羊の名前もドリーでしたね。
キャラクターの表紙にもどる
深みにはまって2へ進む
ツッコミ研究会へもどる
そらをとぶぶたへもどる